メンテナンスや補修費用は?

太陽光発電システムのメンテナンスは必要!補修費用は?

太陽光発電システムはメンテナンスフリーです!10年20年何もしなくて大丈夫!という謳い文句をよく聞きます。おそらく販売業者の中にはそれを利点として売るところもあるでしょう。しかし、太陽光発電システムそのものが工業製品という以上は、故障やトラブルがないと言い切れないものなのです。むしろ、実際研究試験をしているところでは、パネルの交換が必要であったり、装置そのもの交換ということもあります。気がついたら元をとることもできないくらい発電量が落ちていたとか、発電できなくなったりしたら大変です。メンテナンスや補修は、太陽光発電システムを有効に安全に長く使っていくために大切なことなのです。

 

自分で出来るメンテナンスはある?

太陽光発電のパネルなどは屋根についているので当然風雨にさらされます。そこで汚れやごみがあると発電の妨げになるのではと心配になります。しかし太陽光発電のパネルの表面はここを想定していて、容易に上がれない屋根のために雨などで汚れが洗い流されるようになっています。基本的に掃除が要らない、メンテナンスフリーと言われる所以です。

汚れに関しては意外なところで、鳥の糞は落ちなかったりします。車などに直撃した鳥の糞も、雨などでは洗い流されないようなスゴイものがあったりしますね。これは水に中性洗剤を含ませた布で軽く拭くだけで解消されます。ただ屋根の上なので危険を伴うことが多いため、販売・施工業者等に相談したほうがよいでしょう。むしろ、こういった場合を発見できるよう、パネルを見られる場所を作っておくと良いといわれています。

もう一つ。パワーコンディショナーのお手入れ。冷却ファンを利用した装置の場合、ファンの掃除やフィルターの掃除が必要となる場合があります。パワーコンディショナーはパネルより寿命が短いですから、メンテナンスをして持ちを良くしたいところです。

パネルの状態を確認する・発電がきちんとされているかモニターを見る、パワーコンディショナーを掃除するなどは、実は日々自分でできる無料メンテナンスです。

メーカーメンテナンス

 メーカー側もメンテナンスを提供しているところがあります。もちろん、10年保証をしているところも全て無償というわけではありません。しかし長く使用したいという観点からいくと、製造したメーカーのメンテナンスは一番心強いところです。

定期点検サービスと銘打ってメンテナンスをしているところは、まずは京セラ。10年保証を申し込みも要らず無償で入ることができますが、定期点検を受けることが条件になっています。1年目は無償ですが、4年・8年目は有償になります。各2万円程度になります。

サンテックパワーは1年3年と無償です。その他は随時有償となります。ソーラーフロンティアは1年5年9年を推奨していますが、いずれも有償となります。三菱電機は定期点検というより有償での点検清掃制度があります。

また、シャープではモニタリングシステムを導入すると、発電が落ちたりするのを見て相談に応じてくれます。

 

販売店・施工業者と相談できるメンテナンス

 京セラ等が実施するメーカーメンテナンスがないメーカーを買った場合はどうなるのか。そこをフォローするのは販売店・施工業者との相談になります。購入するときにアフターケアとしての一環で含まれる場合が多いので、どこまで無償で有償か、定期的にメンテナンスをするのかを確認が必要です。一般的には有償の場合1万~2万が多いです。

補修費用については、屋根の工事の不具合が原因であれば、販売・施工業者が加入している保険で費用がまかなわれます。その他の補修に関しては、その度合いや補修部分によって部品が必要であったり交換設備が発生するので、その都度見積もりを取ることをお勧めします。

また、パワーコンディショナーが10~15年の寿命なので、買い替え時を見込んだメンテナンスも必要です。その場合、パワーコンディショナーの買い替え費用と設置費が必要になります。